健康・身体・心
参加途中で体調を崩した場合はどのような対応をしてもらえますか。
参加途中で体調を崩してしまった場合、すぐに保護者に電話で連絡のうえお子さんの様子、応急処置(経過)を共有します。お子さんの回復が見込めないときには保護者に迎えにきてもらいます。病院の受診が必要と判断した場合には、近隣のクリニック・病院にお子さんを連れていきます。
食べ物の好き嫌いがあります。
サマースクール・キャンプ参加の際には体力も必要になるのでしっかり食事をとり体調を維持することが重要です。好き嫌いが多いお子さんの場合には申込フォームに必ずその旨をご記入ください。その後のやり取りをする中でできるだけお子さんの好き嫌いに配慮した食事を提供するようにします。
食事はどんなものが出ますか。
サマースクールでは、栄養に配慮した食材を使い子どもたちが調理実習として料理を楽しみます。朝は食パン、野菜、卵焼き、ソーセージ、牛乳、ジュースといった一般的なものを出すことが多いです。
キャンプでは、昼食、夕食は、キャンプサイトの調理場で自分たちで作ることが多くなりますが、朝食は、市販のパン、ヨーグルト、ウインナー、スープなどを手配します。キャンプ初日の昼食は各自で持参となります。キャンプ最終日(移動日)のお昼はお弁当を外注することを想定しています。
食事の量について教えてほしいです。
食事は、参加する子どもたちの年齢を踏まえて量の調整をします。
キャンププログラムでは、過去の子どもたちの食事の量を踏まえて準備をしますが、食事の量は個人差があるので、準備する食材の量の調整はむずかしいという事情があります。食べ盛りのお子さんにとって食事が足りなかったというケースもあり得ますし、過去に大量のご飯が余ってしまったということもあります。宿泊施設からは利用条件として生ごみを含めゴミの持ち帰りが厳しく求められます。集団での活動では、大量のゴミが出ます。食材が余るということを可能な限り避けなければならないことへのご理解をお願いしています。
アレルギー対応の食事は用意してもらえますか。
アレルギーをお持ちのお子さんの参加については、食事についてのみならず、生活上の注意点など細かく事前に確認をしたうえで参加の可否をお伝えします。
宗教上避けるべき具材に配慮した食事を用意してもらえますか。
まずは、事前問い合わせフォームで具体的な対応希望についてご連絡ください。日本では豚肉、牛肉、アルコールに由来する食材が多いのはご承知のとおりです。
調理を一緒にすることも活動の一つに位置付けていますので、食事制限の多いお子さんの参加はお断りしているのが実情です。
薬の服用が必要です。
薬は基本的に持参できません。薬がある場合は、必ず事前にスタッフへ申し出てください。連絡がない場合、お子さんの持参した薬はスタッフがお預かりさせていただき、お迎え時に返却いたします。
お泊りの心配
※参加前に「何かあればいつでも先生に相談するんだよ」という言葉がけで子どもたちはずいぶん安心します。
初めて出会う友達と一緒に泊ることが心配です。
子どもたちは活動・ご飯を一緒に食べることで打ち解け親の心配をよそにぐっすり眠りにつくことがほとんどです。スタッフも一緒に寝るようにします。
お泊りでお子さんに過度なストレスをかけるのは望ましくありません。どうしても宿泊に抵抗があるお子さんの場合には、活動終了時(夜8時頃)にお迎え、活動開始時(朝7時頃)に合わせてお子さんを連れてくるという対応をしていただくことも可能です(参加費に変更はありません。キャンププログラムは不可。)。
保護者が近隣ホテルに滞在すると伝えることでお子さんが安心することもあります(近隣ホテルをご紹介します)。
キャンププログラム(自然体験)時、保護者が藤野芸術の家の宿泊されることはご遠慮いただいています。
お風呂に入るのは子供達だけでなく、大人も一緒でしょうか。
スタッフも一緒に入りますのでご安心ください。
脱衣所での服の置き方、体を洗ってからお風呂につかること、タオルの扱いなど、みんなで楽しく気持ちよく入るためにルールやマナーを伝える時間としても大切にしています。
入浴以外にもスタッフは子どもたちの目の届くところにいますので、活動中に何か困ったことや気になることがあったらいつでも先生に教えてね!とお子さんにお伝えいただければと思います。
どうしても子ども同士でお風呂に入りたくないというお子さんもいらっしゃいます。まずは理由を教えていただきどのような対応ができるか検討をします。
就寝中お漏らしをしてしまうのではと心配です。
夜尿症は小学校中学年くらいまではありますし、高学年でも緊張している中、夜布団の中でお漏らしをしてしまうこともあります。子どもを受け入れる中では当然想定していることですのでご安心ください。本人が気にならないのであればオムツを着用して寝るようにします。心配なお子さんには防水敷パッドシーツを用意いただくようお願いしています。
夜泣きをするのではと心配です。
保護者と離れての日々は貴重な経験とはなりますがストレスを抱えるものです。それが就寝時に顕著に現れます。スタッフが一対一で寄り添って寝かしつける場合も少なからずあります。保護者と電話でやりとりをしながらお子さんにとって望ましいケースバイケースの対応をしていきます。参加前の保護者からお子さんへの声掛けで安心させてあげることが大切です。
参加に必要な条件について
日本語が話せない子どもでも参加できますか。
日本語、日本の習慣を学ぶことを想定しており、ある程度の日本語でのコミュニケーションができることが前提でプログラム設計をしています。
日本の生活を知る、日本語を使うということを目的に活動を展開していきますので、お子さんが日本語を全く話せない場合、他の子どもたちとのコミュニケーション、スタッフとのコミュニケーションで孤立を感じたり、日本のやり方に戸惑ったりして満足度が低くなります。保護者の意向としてそれでも日本語環境を経験させたいということであれば、受け入れは可能です。お子さんにも十分納得の上参加してもらう必要があります。泊りを伴うスクール・キャンプですので、お子さんが日本の生活、日本語に関心を持っていることが大事になります。兄弟姉妹での参加であったり、友達と一緒に参加という場合は、不安も随分なくなるようです。
スタッフは英語でのコミュニケーションは取ることはできます。
事前のビデオコールでのやりとりを踏まえて最終的な参加の判断をすることが必要になります。
外国の子どもが参加できますか。
日本語をある程度話せるお子さんの参加は可能です。ビザ取得のための招待状の手配等は行っていません。
事前のやり取り、案内は日本語のみとなります。
外国の子どもが容易に参加できるプログラムはないのかとの問い合わせをよくいただきますが、残念ながらまだ実施には至っていません。
参考までに以下のサマースクールをご紹介します。
福岡能古島で実施のサマースクール 英語プログラム
https://www.nokonoshimacamp.jp/
子どもは2022年3月の段階で5歳。参加時に6歳になりますが参加可能ですか。
対象は日本の小学校の学齢で1年生から6年生までです。集団での宿泊を伴うこと、また、課外活動(川遊びや公共の場所への移動)もあるためお受けすることができません。お子さんをいつもと異なる環境に置き過度のストレスを与えたくない(うまくいかないことで劣等感を感じたり、拒否感を持つことがないように、日本での日々がとても楽しかった!と思ってもらうことがとても大事)と考えています。大変残念なのですが、来年以降の参加をご検討いただければ幸いです。
子どもは2022年3月の段階で12歳。参加時に13歳になりますが、参加可能ですか。
日本の学齢で中学1年生にあたるお子さんの参加は、柔軟に受け入れています。しかし、お子さん自身の満足度はどうしても下がってしまう可能性があります。
お子さん本人自身が学齢が下の子ども達と過ごすことに納得して参加をすることが大切になります。ご希望の場合には、参加申込の前に事前問い合わせフォームよりご連絡ください。
他参加者について
参加する子ども達の年齢層・男女比を知りたい。
参加するお子さんの年齢層・男女比が気になる方もいらっしゃると思います。過去の参加者は、小学1年生から6年生まで。小人数での受け入れになりますので、参加年齢層の傾向をお伝えすることはできません。
ご希望の方には、参加者の年齢層・男女比を事前にお伝えしています。
活動について
日本語の勉強(漢字や文法)が主目的のサマースクールですか。
いいえ。短期間に詰込み日本語学習をすることは、初めて会う仲間と一緒の空間では大変難しいものです。それよりも自然の中での楽しい体験、同じような環境にある世界からやってくる子ども達との交流、自分たちを暖かく受け入れる大人の存在を通して、日本語を含む日本への興味関心が高まること、家族の中で日本での経験を通した会話が弾むことを願ってのプログラムです。
自分の住む国に戻ってご家庭、補習校等での学びの意欲が高まること、自分から日本について調べてみようといった行動に繋がることを期待しています。
サマースクール参加後、日本語能力が向上するのでしょうか。
日本語能力が4-5日間で劇的に伸びることはありません。語学の習得には、継続した学習が必要です。海外で暮らす小学生の場合、日本語に対して苦手意識を持つケースが多くあります(日本の一時帰国時に公立小学校への短期受け入れを躊躇されるのもこの苦手意識があるからともいわれています)。自然とふれあいながら行う集団での活動、生活を通しスタッフとの会話を楽しみながら日本語で話す機会をもち、役割をこなす中で、ご家庭や補習校では習わない日本語の言い回し、日本の約束事などを学びます。結果的にお子さんの心の中に「もっと日本語を学んでみよう(家庭や補習校での学習にも積極的に取り組もう)」という意識・意欲が芽生えること目指して指導をしていきます。
サマースクール参加後、習字の通信教育、ビデオコールによる日本語指導を継続的にご希望される場合はご相談ください。
サマースクール期間中、毎日なんらかの屋外での活動はありますか。
施設だけでの活動にとどまらず、公園やお買い物含め外に出る活動を行います。
プログラム内容は学年(低学年・高学年)に分かれていますか。
小人数での受入れですので学年(低学年、高学年)に分かれての活動は基本的には行いません。それぞれの興味関心を踏まえ内容を適切なものにしながら進めていきます。学年の違いを意識してしまう対面式の指導ではなく寄り添い対話をしながら指導をしていきます。
キャンププログラムは、野外調理、ニジマスつかみ取り、川遊び、芸術の家での工芸作品作りなど。低学年、中学年のお子さんのみならず、高学年のお子さんにとってもとても楽しいプログラムです。
がくどうプラス・一般サマースクールへの参加はできますか。
はい。可能です。
具体的な日時、利用時間のご希望を伺って利用時間に応じた参加・利用料をご案内します。
海外在住小学生対象サマースクールの前後に個別プログラムを組んでもらうことは可能ですか。
はい。まずは、問い合わせフォームから具体的な日時、希望される内容をご連絡ください。
指導スタッフの配置予定を踏まえて個別プログラムをご提案いたします。こちらの都合によりご提案ができない場合がありますがその場合にはご容赦ください。
手続きについて
参加費用の支払い方法を教えてほしい。
参加・実施確定後に請求書を送付しますのでネットバンキングやご親族の方に依頼して指定口座に振り込みをお願いいたします。どうしても振込対応が難しい場合にはご相談ください。
銀行のSWIFTコードを教えてほしい。
https://help.rakuten-bank.co.jp/app/answers/detail/a_id/10435
楽天銀行のSWIFTコードは、「RAKTJPJT」です。
ビデオコールの接続方法を教えてほしい。
日程の調整のご案内と一緒にビデオコールの接続方法をご案内します。ZOOMを使用します。
その他
中学生対象のサマースクール・キャンプは実施していませんか。
中学生のサマースクール実施のご要望は毎年いただいているのですが最低催行人数に達しないため実施をしていません。「10名以上の中学生を集めることができるのでプログラムを組んでほしい」というご希望があればご相談ください。
中学生の学習指導をご希望の方には、学生スタッフによる指導(時間は2時間程度、宿泊はなし)をご提案します。橋本近くのホテルに滞在、日中はご家族で過ごされ、夕方以降にペパーソンキッズアンドユース施設にて個別指導を行う形となります。
7月後半から8月に実施される一般サマースクールでの宿泊はできませんか。
7月末から8月にかけて実施される一般サマースクール(詳細は5月に案内をさせていただきます)については、宿泊対応はありません。過去には橋本にあるホテルに保護者と一緒に滞在しながら、お子さんが毎日通ってきたケースがあります。
橋本駅近辺のホテルから施設までは遠いですか。
橋本駅近くの東横イン、アイホテル橋本、橋本パークホテルをお勧めしています。
橋本パークホテルからPEPキッズ施設までは、歩いて7分程度です。
集合・解散場所について教えてほしい。
相模原で実施のプログラムでは橋本駅での集合・解散となります。
ご案内に記載のとおり、新宿駅、横浜方面の送迎対応をします。