PEPキッズが大切にしていること

 

1)一つ一つ実体験を重ねていくことを大切にしています

 

 見て・聞いて・読んで学べることもありますが、時間のある長期休暇は「自分で体験をすることから得る学び」を重ねていくよい機会です。大人が先回りをして言葉を掛けて成功したことや、危険なものを取り除いて安全なフィールドを用意して成功することは、純粋な実体験とは言えません。実体験とは、体験を通して五感が働き、頭だけではなく全身で獲得していく体験のこと。自然の中で「痛い」「寒い」「暑い」「いやだな」「気持ちよい」「きれい」「聞こえた」「おいしい」「くさい」等と感じること、そして「なんだろう」「どうしてだろう」「どうなるんだろう」と考えることで、徐々に経験として身についていきます。

 例えば、山登りの時に子どもたちはどんな体験をしているのでしょう。山の様子・音や風や天候、場所によって遊歩道が朽ちていることを知る、坂を登る・坂を下る・岩や根っこをよけて歩く、山登りの服装と暑くなった時の服装の調整、山のルール(下山者が先、挨拶、ゴミ拾いなど)、疲れた時の気分転換方法などを知ります。いくつもの体験を全身で積み重ね、次に同じような体験した時に前の体験と重ね合わせることで、自分の判断で行動を始めることが出来ます。「あの時はこうしたから、今度はこうやってみよう!」「あの時うまくいったから、こうするといいんだったよね!」「そうだった!また同じことくりかえしてしまった」と自分で考えて行動することへとつながっていきます。

 

2)“様々な人との関わりから学ぶこと”を大切にしています

 PEPキッズのスプリング&サマースクールでは、年齢、性別、在籍小学校、国籍の異なる仲間(小学生)が参加します。また、様々な分野で豊かな経験を持つスタッフ、子どもたちと斜めの関係で接する学生スタッフが共に時間を過ごし、共に学びます。PEPキッズのスクールは参加するすべての人たちで作り上げていくもの。作り上げるためには一人一人が相互理解をしなくてはなりません。一つの集団の中で、「聞く」「伝える」「議論する」「共感する」事を繰り返しながら、それぞれのコミュニケーションを深めていける場をつくります。どうしてそう言ったのだろう、どうしたら気持ちが伝わるんだろう、こうしてもらったら嬉しい気持ちになるなぁ、これはされたらいやだなぁ等、人と人とが関わることで生まれる気持ちを知り、行動することこそがコミュニケーションです。それを実践する場が、PEPキッズのスクールにはあります。

 

3)数日かけて学びあうプログラム構成とスタッフによるサポートを大切にしています

 出会った仲間とどのような1週間・23日を過ごすか。楽しいことを詰め込むプログラムではなく、目的に向かって子ども達が段階的に学ぶことができる内容と、仲間と少しずつコミュニケーションを深めながら学びあえる内容を組み込んだプログラム構成となっています。初めて参加する時は、不安に思ったり、緊張もしたりすることでしょう。スタッフは、スクールのファシリテーターとなり、最終日に「こんなことできた!」「こんな仲間ができた!」と話せる環境を、適切な声がけでサポートします。

 

サマースクール・キャンプ2019 こどもたちへ

 

①自分(じぶん)のことは自分(じぶん)でするよ!

 サマースクール・キャンプに必要(ひつよう)な荷物(にもつ)は自分で準備(じゅんび)しよう。そして自分で管理(かんり)しよう。

 サマースクール・キャンプでは、自分で考(かんが)えて行動(こうどう)してみよう。

 ☆どんな活動(かつどう)をするか 

 ☆次(つぎ)の活動(かつどう)に必要(ひつよう)なものは何(なに)か・しまっておくものは何(なに)か 

  → ものの扱い(あつかい)、準備(じゅんび)

 ☆楽しい場所だからこそ今そこに行っていいか・今それを使っていいか・足元は大丈夫か 

  → 安心(あんしん)、安全(あんぜん)

 こまったときは、いつでも先生がサポートするよ。そうだんしてね。

 

②たっぷり感(かん)じる!やってみる!

 森(もり)に身()をゆだねてみよう。見()る・聞()く・嗅()ぐ・味(あじ)わう・触()れることをたくさん体験(たいけん)してみよう。感(かん)じたことを言葉(ことば)で表現(ひょうげん)してみよう。やれるかわからない時(とき)はちょっとでもやってみよう!不安(ふあん)な時は先生や仲間がサポートするよ!

 

③仲間(なかま)がいるよ!

 仲間を信(しん)じよう。仲間に助(たす)けてもらおう。仲間を助(たす)けよう。仲間と語(かた)りあおう。仲間と笑(わら)おう!